新人を育成するために

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基本を研修で教える

これまでに建設業界で働いたことがない人でも、遠慮せずに採用してください。
確かに経験者は即戦力になるので助かりますが、それにこだわるといつまで経っても人材を集められません。
それよりも新人を採用して、育成に力を入れることをおすすめします。

そのため、研修を実施しましょう。
研修では仕事を進める際の流れや、起こりやすい事故、そして事故を回避するための方法などを教えてください。
それから現場に出すと、新人でも自分の役割を把握し、力を発揮してくれると思います。
求人に未経験者でも採用する、研修があるから安心と記載すると、建設業界に興味を持った人が応募してくれるでしょう。
また新人に、優しく指導することを心がけてください。

知識と技術を継承しよう

チームで、1つの仕事に取り組む機会が多いと思います。
この時はベテランと新人を、同じチームにすることがポイントです。
すると新人はベテランから様々な知識や技術を教えてもらえるので、現場で働きながら勉強できます。
事前に研修を受けていても、現場に出ないとわからないことがあります。
ですから新人に、常に勉強する意識を持つように指導しましょう。

新人だけでチームを組ませると仕事が失敗したり、難しい事態に直面した時に滞ったりします。
つまりトラブルが起こりやすいので、チーム分けを真剣に考えましょう。
またベテランと新人をチームにすると、コミュニケーションを取る機会が増えます。
世代を超えて仲良くなると、より協力して仕事に臨めますね。